くろだ病院

認知症カフェ

相互な情報共有や精神的負担の軽減を目的とした、どなたでもご利用いただけるカフェです。

認知症カフェ『ひととき』は、認知症の人やその家族が住み慣れた地域から孤立することなく住み続けられるよう、地域住民や様々な専門職と相互に情報共有を行える場を提供すると共に、地域精神科医療の側面から認知症の家族を支援し、精神的負担の軽減を図ることを目的として、平成29年6月にくろだ病院1階カフェコーナーにオープンいたしました。
感染症流行により活動を休止しておりましたが、令和6年5月に介護老人福祉施設『こより』1階カフェスペースへ場所を変え、リニューアルオープンしました。

認知症カフェ『ひととき』のご案内

癒しと憩いの空間で人をつなぐ
当カフェのコンセプトは、
“癒しと憩いの空間で人をつなぐ”です。
『悩み事や不安を聞いてほしい』
『介護の愚痴を話したい』
『誰かと交流したい』
『認知症について知りたい』
『日中時間を持て余す』
どんなことでも構いません。認知症の方もそうでない方も、ご利用される全ての皆様にとって、時間を忘れてホッと一息つき安らぐことが出来る場となればと考えております。

ご利用について

営業日 毎月第1木曜日
時間 13:30~15:30
対象者 認知症の方やそのご家族、地域住民の方々、関係機関を中心にどなたでも自由に参加していただけます。
参加費 100円(飲み物1杯、お菓子付き)
場所 介護老人福祉施設『こより』1階カフェスペース
伊予郡松前町大字神崎586番地3

予約不要です。開所時間内はお好きなタイミングで来ていただけるので、ぜひ気軽にお越しいただき、一緒に“ほっ”とするひとときを過ごしませんか?

  • 飲み物とお菓子

お問い合わせ

くろだ病院 地域連携室 黒川・福本

認知症カフェとは

認知症の方やその家族、地域の人が集い、介護の悩みなどを語り合う場です。
認知症カフェは気軽に相談できる地域福祉の入り口であり、認知症の人と家を支える新しい心のよりどころ、そして地域の人が直接認知症の人と交流できる場所としての役割が期待されています。

認知症カフェの要素

  1. 認知症の人が、病気であることを意識せずに過ごせる。
  2. 認知症の人にとって、自分の役割がある。
  3. 認知症の人と家族が社会とつながることができる。
  4. 認知症の人と家族にとって、自分の弱みを知ってもらえていて、かつそれを受け入れてもらえる。
  5. 認知症の人とその家族が一緒に参加でき、それ以外の人が参加・交流できる。
  6. どんな人も自分のペースに合わせて参加できる。
  7. 「人」がつながることを可能にするしくみがある。

認知症カフェ 10の特徴

  1. 1認知症の人とその家族が安心して過ごせる場
  2. 2認知症の人とその家族がいつでも気軽に相談できる場
  3. 3認知症の人とその家族が自分たちの思いを吐き出せる場
  4. 4本人と家族の暮らしのリズム、関係性を崩さずに利用できる場
  5. 5認知症の人と家族の思いや希望が社会に発信される場
  6. 6一般住民が認知症の人やその家族と出会う場
  7. 7一般の地域住民が認知症のことや認知症ケアについて知る場
  8. 8専門職が本人や家族と平面で出会い、本人家族の別の側面を発見する場
  9. 9運営スタッフにとって、必要とされていること、やりがいを感じる場
  10. 10地域住民にとって「自分が認知症になった時」に安心して利用できる場を知り、相互扶助の輪を形成できる場
  • 公益社団法人 認知症の人と家族の会 2013年(平成25年)3月 「認知症カフェのあり方と運営に関する調査研究事業 報告書」より引用

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医療法人 光佑会 くろだ病院
愛媛県伊予郡松前町大字神崎586番地
TEL : 089-984-1201 FAX : 089-985-0787